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第三者評価の現場で見えてきた園運営の20の疑問

11:ヒヤリハットを集めていますが、集めた後はどうすればよいのでしょうか?

P(Prologue)まずはじめに

まずは、集めた記録を全部詳しく分析しようとしなくても構いません。場所、時間帯、場面などで簡単に分け、偏りがあるところを一つ見つけてください。そこから環境や職員配置を見直すだけでも、記録を活かす第一歩になります。

S(Sight)現状をいくつかの角度から確認する

ヒヤリハットを「件数を集める活動」から「事故の芽や環境の特徴を知る材料」に捉え直す。職員がヒヤリハットを集める活動がどのように捉えているか確認する。

  確認したい3つのこと

  □ 集めた記録を見返す時間があるか
  □ 場所・時間帯・場面などで簡単に分けて見ているか
  □ 同じようなヒヤリハットが繰り返されていないか

L(Line)背景をほどいてみる

記録の質、報告しやすさ、時間帯、場所、職員配置、子どもの動線、環境設定、手順など複数の要因が絡む。個人の注意不足だけに還元しない。

T(Turn)向かいたい先を確かめる

ヒヤリハットを件数として管理するだけでなく、事故につながりやすい環境や時間帯、職員配置などの特徴を知り、重大な事故を防ぐための判断に活かせる状態を目指す。報告することが改善につながる仕組みにしていく。

O(Outlook)未来につながる一歩を決める

園が大切にする安全と、子どもの活動や挑戦を支える保育の在り方に照らして、どのような環境を目指すのかを確認したうえで、小さなアクションを考える。一例として、記録を場所、時間帯、場面で分け、偏りが見られるところを一つ選んで環境や配置を見直す。

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書いた人

よねだ保育園サポート 米田 太郎(プロフィールはこちら)

第三者評価の評価者として保育園の現場に関わりながら、園運営や職員育成、計画づくり、記録の活用などを支援しています。

自園の場合はどう考えればよいか、整理が必要なときはご相談ください。

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