第三者評価の現場で見えてきた園運営の20の疑問
09:振り返りをすると反省会になってしまいます。何を振り返ればよいのでしょうか?
P(Prologue)まずはじめに
まずは、「できたか、できなかったか」ではなく、「何をしたか」「何が起きたか」「何が分かった か」の三つだけを話してみてください。反省を求めなくても、事実を丁寧に見ていけば、次に試すことは見えてきます。
S(Sight)現状をいくつかの角度から確認する
振り返りを「できなかったことを探す時間」と見ない。起きたことを確かめ、そこから次の判断材料を得る時間として捉え直す。
確認したい3つのこと
□ 振り返りで、できなかったことばかりを話していないか
□ 実際に起きたことと、感想や評価を分けて話しているか
□ 次に試すことが一つでも出ているか
L(Line)背景をほどいてみる
振り返りの基準の曖昧さ、成果だけを見る習慣、失敗への不安、事実と感想の混同、時間不足などが反省会化を招く。組織の文化も影響する。
T(Turn)向かいたい先を確かめる
振り返りを、できなかったことや責任を探す場ではなく、成功からも、失敗からも、実際に起きたことから学び、次の判断や実践に必要な材料を見つける場にしていく。結果だけでなく、分かったことを蓄積できる状態を目指す。
O(Outlook)未来につながる一歩を決める
取組の目的や目指していた姿に照らして、何を学びとして残したいのかを確認したうえで、小さなアクションを考える。一例として、一つの取組について、「何をしたか」「何が起きたか」「何が分かったか」「次に何を試すか」の順で振り返る。
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書いた人
よねだ保育園サポート 米田 太郎(プロフィールはこちら)
第三者評価の評価者として保育園の現場に関わりながら、園運営や職員育成、計画づくり、記録の活用などを支援しています。
自園の場合はどう考えればよいか、整理が必要なときはご相談ください。