第三者評価の現場で見えてきた園運営の20の疑問
17:キャリアパスを作りましたが、職員の成長に本当に役立っているのでしょうか?
P(Prologue)まずはじめに
まずは、キャリアパスの項目をすべて確認するのではなく、面談で「今できるようになったこと」と「 次に経験してみたいこと」を一つずつ聞いてみてください。制度を説明するより、本人の現在地と次の一歩を結びつけることが大切です。
S(Sight)現状をいくつかの角度から確認する
キャリアパスを昇格表や要件一覧としてだけ見ない。職員が自分の現在地と次の一歩を考えるための道具として捉え直す。
確認したい3つのこと
□ 職員が自分の現在地を確認できる内容になっているか
□ 面談で、できるようになったことを具体的に話しているか
□ 次に経験したいことや挑戦したいことを聞けているか
L(Line)背景をほどいてみる
制度の複雑さ、評価との混同、面談との分離、役割期待の曖昧さ、成長機会の不足、本人の希望とのずれなどが絡む。
T(Turn)向かいたい先を確かめる
キャリアパスを昇格や評価の基準だけでなく、職員が自分の現在地を知り、これから経験したいことや身につけたい力を考えるための道具にしていく。園が求める役割と本人の成長がつながる状態を目指す。
O(Outlook)未来につながる一歩を決める
理念や目指す組織の在り方、園が育てたい職員像に照らして、キャリアパスをどのように使いたいのかを確認したうえで、小さなアクションを考える。一例として、面談で「今できるようになったこと」と「次に経験してみたいこと」を一つずつ聞く。
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書いた人
よねだ保育園サポート 米田 太郎(プロフィールはこちら)
第三者評価の評価者として保育園の現場に関わりながら、園運営や職員育成、計画づくり、記録の活用などを支援しています。
自園の場合はどう考えればよいか、整理が必要なときはご相談ください。