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第三者評価の現場で見えてきた園運営の20の疑問

10:園の強みを、職員が答えられません。どうすれば自分たちの良さに気づけますか?

P(Prologue)まずはじめに

まずは、強みという言葉を使わなくてもよいと思います。「最近、この園らしいと感じた場面はありますか」と聞いてみてください。日常の小さな場面を集めていくと、当たり前になっていて見えなかった園の特徴が見えてきます。

S(Sight)現状をいくつかの角度から確認する

強みを特別な実績や他園との差だけで探さない。日常で当たり前に続けている工夫や、職員が自然に選んでいる行動の中にも強みがある。

  確認したい3つのこと

  □ 「強み」という言葉にこだわりすぎていないか
  □ 最近「この園らしい」と感じた場面を思い出せるか
  □ 職員が当たり前に続けている工夫を見落としていないか

L(Line)背景をほどいてみる

慣れによる見落とし、比較対象の不足、謙遜、成果の記録不足、職員同士で価値を言語化する機会の少なさなどが絡む。

T(Turn)向かいたい先を確かめる

強みを他園より優れている点として探すのではなく、日常の中で自然に続けている工夫や、職員が大切にしている関わりを言葉にし、これからも残したい園らしさとして共有できる状態を目指す。

O(Outlook)未来につながる一歩を決める

理念やこれから目指す園の在り方に照らして、今後も大切にしたい園らしさは何かを確認したうえで、小さなアクションを考える。一例として、職員が最近「この園らしい」と感じた場面を一つずつ持ち寄り、そこに表れている価値を言葉にする。

書いた人

よねだ保育園サポート 米田 太郎(プロフィールはこちら)

第三者評価の評価者として保育園の現場に関わりながら、園運営や職員育成、計画づくり、記録の活用などを支援しています。

自園の場合はどう考えればよいか、整理が必要なときはご相談ください。

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