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  • 執筆者の写真米田太郎

売名行為と言い切れる強さ

今日は実際に動く人の強さについて。


何事も考えることと実際に動いてみることのバランスはとても大切だと思います。


昨年秋の台風で千葉県が大きな被害を受けたときに、結局は何もできなかったことが、僕の中では、後味の悪い出来事になっています。


と言いつつ、今でもできることがあるのに、やはりこうして、考えているだけです。言い訳はいくらでも作れるので、実際に動くということは本当に難しいです。


今年は、できる限り思ったことには「動く」という反応を心がけたいと思っていたときに、WEBニュースが目にとまりました。読んでみてください。



いかがでしょうか。

福祉論とボランティア論は違う気がするし、慰問という言葉の使い方についても、僕には違和感がありますが、とにかくやってしまう彼の行動力には、脱帽です。



ところで千葉の件


電力が止まって数日が経ち、僕の認識が甘かったと分かってから、僕なりにできることを考え、情報を収集し、協力者も集めました。



しかし、僕が用意した支援内容が相手先にはことごとく、既に間に合っていると言われて、結局は何もできないまま。


「相手先に迷惑にならないように」、「いらないと言われたものは持って行ってはならない」なんてことが頭をよぎった瞬間、動けなくなりました。


けれど、テレビからは、発電機が足りないという情報が流れてくる。不可解でならなかったが、やはり、結局は何もできないまま。

後日、ボランティアコーディネートの専門家に話をしてみると

幹線道路が通れるのなら、自分で持っていき、一軒一軒現地で聞いてみればよかった。必要なら必要だと言うだろうし、要らなければ要らないというだろう。ボランティアとは、そういうもの という答えだった。


まさに杉氏がいう「一方通行」だ。


僕が手配できた2機の発電機と150人が3日間飲めるだけの水は、結局、千葉には届かなかった。

売名行為だろうが、彼が手配したものは、現地の人たちに届いている。


今年は、動けるときには、動きたいと思う。そりゃー双方向のやりとりに越したことはないが、心が動いたときには、躊躇わずに「一方通行 それでよし!」と思える行動力と決断力を身につけたい。




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