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  • 執筆者の写真米田太郎

妻が仕事に出かけました

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために講じられている、在宅勤務によって、連休が明けても僕は外で仕事をしていません。この1ヶ月で自宅外で仕事をした日数は、わずかに4日間。 一方、保育士の妻は、在宅勤務になった日数が5日間。感染経路が不明の市中感染が広がり始めてからというもの、精神的なストレスは相当なもののようです。自分がかかることもさることながら、自分が自覚症状なく感染し、小学生の子どもや親にうつしてしまうことはないか、不安で仕方ない様子でした。 彼女は職場でも、家庭でも、子どもに不安な顔を見せられませんでしたが、連休中は映画を観たりしながら少し休めたようでした。 そして今日、連休が明け、子どもたちの笑顔・安心・元気を届けるために、医療従事者や介護従事者、スーパーの店員さんが勤務できるように、妻は再びマスクをつけ、着替えを用意して勤務に出かけました。不安と危険、ストレスの日々の始まりです。 市民の最低限の生活を支えるための仕事に従事している方たちは、みな似たような状況なのではないでしょうか。 自宅で過ごすことに閉塞感を覚える人が多くいるとのことです。僕もその閉鎖感を覚えた一人です。しかし昨晩妻は「家は守れられている感じがして安心できるよね。」と、ポツリと口にしました。明日からまた勤務が始まることへの不安でしょう。 医療や福祉、役所などのほかにも、さまざまな人の懸命な日々が僕らの生活をさせてくれていることを痛感しています。オンライショッピングを使えば、僕に荷物を届けてくれている人がいる。新聞だって毎日届いているから、情報を入手できる。食糧がスーパーにあること、水道から水が出ること、暗くなっても電気をつけて本が読めること、ゴミを出せること、これまで当たり前だったことの裏側に人がいて、今その人たちが不安と危険を感じながらも、みんなのために働いてくれている。 最前線で働いている皆さん 本当にありがとう。本当にありがとう。 僕にはこれといってできることはなく、在宅での仕事をこなしてゆくこと、妻と子のストレスを和らげることくらいです。でもそれを精一杯頑張ろうと思います。 僕らの暮らしを支えてくれているハートで働く「ハートワーカー」たちへの感謝の気持ちを込めて、ハートワーカーのうた 届きますように。





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