子どもが自分の可能性を信じ歩んで行けるよう、受容し、誉めながら、子どもの自己肯定感を培っていく。
こんなに尊い仕事をしている、保育士の自己肯定感が低いという。
日本の保育士は、OECD各国の保育士に比べ、
社会的に評価されていない と感じている人が多いという調査結果が報道された。
OECDの担当者は、背景はわからないが、と前置きした上で、給与や労働条件が影響しているのではないかという所感を示している。
どうしたら、保育士の人たちが自信や誇りを持てるのだろうか。
報酬が高いにこしたことはないし、労働環境の改善もやめちゃいけない。
役割に見合った賃金は保障するべきだと思う。
「役割に見合う」これが難しく、働く側と社会の基準にミスマッチが起こっているのも事実だと思う。
でも
保育士が本当に輝く瞬間は、給与明細を見る時ではないんじゃないかな
子どもが保育士の目を見つめ、保育士が微笑み返す。
子どもが自慢げに持ってきたものに、優しく応える
泣いている子どものそばに寄り添いながら座っている
言葉の返事はなくても、目を見ながらほほえみおむつをかえる
会話のない会話がそこにはある
もっとたくさん素敵な場面はある。
保育園では、もしかすると当たり前の場面かもしれない。
素敵な場面が当たり前になっていることが素晴らしい。
保育士が本当に輝くのはこんな時のはず。
保育士との信頼関係を深め、子どもは安心し世界を広げてゆく
保育士は未来を歩む子どもの土台を培っている。
つまり、未来を作っているんだと思う。
彼らのこの素敵な姿を、彼ら自身が認められるようにしなければならない。
労働環境の整備も当然重要だとは思うが、
まずはできること、
身近にいる、保育士に感謝しよう。
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